終活コラム

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遺産相続争い

記事作成日:2020-09-11

相続におけるトラブルが、増えてきています。今まで仲が良かった兄弟でも、遺産の話になった瞬間に仲が悪くなってしまうという事例が多発しています。
ではなぜ相続争いが起きてしまうのでしょうか?

「相続による争いなんて、私の家では関係ない。」と考えていませんか?

実は最近では、どの家庭でも遺産相続争いが発生する可能性を秘めており、争いやトラブルが増え続けているのです。

どこの家庭でも遺産相続争いは起こりえます!

遺産相続における争いは関係ないと考えている人も、その考えは見なおしていく必要があります。

すべての家庭において遺産というものは存在し、遺産は現金化できるものが多く、お金によるトラブルが発生してしまうからです。

お金持ちだけではない遺産相続の争い!

お金持ちの家庭において遺産相続が発生するイメージが強いのですが、貯蓄総額が5,000万円以下の中流家庭において多く発生してしまいます。]

遺産分割において相続人間で納得のできる分け方ができずに裁判などに発展してしまうこともあるのです。

むしろお金持ちであれば誰かが自宅を相続しても他の兄弟は代わりにその他の財産を相続すればよいため、

解決方法の選択肢は多いといえるのですが、自宅不動産しか相続の対象になるものがなければ、

自宅を相続する者が他の兄弟に代償金を支払う必要があります。その場合自宅を売る以外に方法がないということにもなりかねません。

いまどき「長男だから全部もらって当然」という考え方は通用しません。

相続争いやトラブルはなぜ起こってしまうのでしょうか?

相続人の配偶者とその他遺族の仲が悪い場合や、兄弟でも介護への関わり方などで、自分が多くもらう権利があるなど、時として親族間の深刻なトラブルになることがあります。
遺言がある場合は、誰にどれだけ相続されるかについては、原則として、被相続人の意思を尊重して遺言の内容が優先的に適用されます。
現代は「長男が家を継ぐ」という風習も薄れ、価値観も多様化しています。核家族化、配偶者の有無、介護等々、一人ひとりを取り巻く環境が異なるため、考え方も人それぞれです。
きっちり「法定相続分どおりに分けよう」という人もいれば、「すでに持ち家があるから、土地を相続するより現金がいい」という人もいるでしょう。親族といえども、別々の生活を営んでいて、事情も人それぞれ違います。

「法律に従って財産を分けよう」と言うだけでなく、「完璧な平等はありえない」と相続人全員が知ったうえで、

相続人それぞれの実情に合わせて柔軟に話し合って決めることが大切です。
そのうえで、相続人だけで協議を進めようとしても難しい場合は、「プロに相談する」ことも視野に入れておくのが良いでしょう。

第三者の専門家を挟むことによって、互いの意見を交わしやすくなるほか、

後の紛争防止の意味合いでもその効果は大きいと言えます。時間にも余裕ができ、不備がなくスムーズに協議を行うこともできるでしょう。
遺言書があればそれに従うのが一番ですが、実際に遺言書が残されているのは全体の1割程度と言われています。

各々の状況を考え、譲り合いと思いやりを持って協議に臨みましょう。