終活コラム

知っておきたい終活コラムです

終活と自治体サービス

記事作成日:2020-09-11

自治体は私たちの暮らしに最も密着している行政です。近年の高齢化でさまざまな終活が取り上
げられているなか、私たちの終活を応援してくれる自治体は全国的に増えてきています。
補助金やエンディングノートの配布など自治体の終活への支援はさまざまです。

自治体が行う支援

・補助金  
年をとると、ちょっとした段差や寒いお風呂場などが辛くなってきますので、段差をなくしたり
、手すりをつけてバリアフリーにしたり、お風呂場に暖房を設置するなどのリフォーム工事を行な
うことで自宅での暮らしが楽になり、安心して住み続けることができます。
住宅をリフォームする場合、介護保険による住宅改修費の支給制度や自治体単位の補助金制度などがあります。

工事内容など、一定の条件はありますが、補助金をうまく活用して、経済的な負担を軽くすることが可能です。

・サポート
 地域包括ケアシステムという言葉をご存じでしょうか。地域包括ケアシステムは2012年の介護保
険法改正によって生まれた、まだ新しい福祉の体制で、これまでの暮らしを守りながら、ご高齢の
方々をさまざまな形でサポートする体制のことです。
終活サポートは、ひとり暮らしをしている身寄りのない人に向けて行う、終活支援のことです。
特徴としては、高齢者の方が慣れ親しんだ自宅での暮らしを続けながら、地域からの支援や介護を受けることができることです。

病院や特別養護老人ホームなどに入所するのではなく、高齢者の方が自宅で暮らしていくことで、肉体的にも精神的にもメリットがあると言われています。
もし病気になったとしても、住み慣れた自宅で医療が受けられるように、医療と介護両面からのサポート体制をとっています。

また、一人暮らしの方の見守り支援や食事の配食サービスなども地域包括ケアシステムに含まれます。

・エンディングノートなどの配布
 
エンディングノートを配布している自治体は全国で増えつつあるようです。
 
エンディングノートを実際に書き始めるのはまだ早いとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、

元気に活動できる間に終活を行なうことは、ご本人だけでなくご家族やご親族の方のためにもなります。
また、遺言書とは異なり、エンディングノートは考えが変われば書き替えたり、加筆したりすることが可能ですので、早めに準備をしておきたいですね。

現在、国は「住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けること」を目標に地域包括ケアシステムの構築を進めています。

 

「住まい」、「医療」、「介護」、「予防」、「生活支援」の 5つのサービスを一体的に提供することにより、

住民が可能な限り住み慣れた地域で生活できることを目指しています。

そのような中、全国の自治体では、終活の手助けを行なってくれるところが増えてきています。

終活とは終末期について考え、最期まで幸せな人生を送れるようにすることを意味します。 

市町村の行政は、私たちの生活に最も密着しています。自治体の行う終活支援を上手に利用することで、

誰もが不安なく、住み慣れた自宅で穏やかに過ごせることができるよう、地域全体でサポートしていこうというさまざまな取り組みが始まっています。